平成23年・24年の法話

【法話の中より人生の道しるべを得ましょう】



平成23年4月15日
法話-1 『頑張るとは』

東日本大震災の被災者の方々には、心よりお悔やみ申し上げると共に、死亡者の方々の冥福を日夜お祈りしております。

昨今テレビをつけると、東日本大震災のニュ-スばかりですが、被災者の方々へのインタビュ-で『頑張って下さい』、又返事に『頑張ります』と言う人が多くあります。

『頑張る』とは、どんな意味を含んで使っているのでしょう。
頑張るとは、自分の持てる精いっぱいの力で、がむしゃらに日夜突き進む事と、多くの人は思っているでしょう。
ぐうだらに毎日を送っている人になら、それも良いかも知れません。
しかし、時々被災者の方が、『もう頑張れと言わないでほしい』と答えている方もいます。それは疲れはてた被災者の方々には、非常に酷な言葉となるからです。

しかし、お釈迦様は(仏教では)こんな事をおっしゃつています。
『頑張ることは、やるべき事を、着実に・ゆっくり・焦らず・迷わず、一歩一歩前に進む事で有る』と教えておられます。

それは、お釈迦様の教えの中に『中道思想』と言う考え方が有ります。
これは、がむしゃらで無く、怠けるで無く、その中間をゆっくり着実に行うということです。

それと、『何か行う時は他のことを考えず、行う事のみに集中して行いなさい』とも教えられています。
例えば、食事の時はテレビ等を見ながらで無く、料理を味わい食事することです。物事を行う時は『ながら族』には成ってはいけないと言うことです。

日夜これらに気をつけて暮らすことが、私達の人生を、こころ豊に前向きに進むことでも有ります。

次回から皆様と一緒に『幸せ』について、何回かにわたり考えていきましょう。


 平成23年5月2日
法話-2 『仏教は何を教えているのでしょう』

私達は、仏教と言う言葉と、お釈迦様(仏様)の教えである事は良く知っています。しかし、その内容を正しく理解している方は少なく、間違って理解している方々が多いのではないでしょうか。

仏教は、お釈迦様(仏様)の教えである事は、間違い有りません。
その内容は、死後の世界や死者(霊魂)の供養のみと理解して要る人の多いことに驚かされます。

では、『お釈迦様は何を教えられたのでしょう?』
お釈迦様は、死後の世界や霊魂について一切語っておられません。

『お釈迦様は、私達が現世で如何にしたら幸せに成れるかについての、考え方と実践方法を具体的に教えて下さっています。』

この教えを私は、『幸せの道』と言っています。

仏教は、『幸せの道の教えである』ことを明確に知って下さい。

次回から『幸せの道の教え』についてお話しましょう。


by koufukuji | 2011-08-08 14:10 | 法 話(道しるべ)  

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